アルコールについての5つの神話、その4、二日酔いには「迎え酒」が効果的。

2020/05/19

神話崩壊
間違いである。
酒飲みの問題は適量にとどまらず、飲みすぎて、二日酔いしてしまうことだ。
二日酔いになると、頭痛、食欲不振、吐き気、疲労感といった不快な症状に襲われる。
これはアルコールが代謝されてできたアセトアルデヒドという毒物のせいだ。
時間がたつとアセトアルデヒドが無毒の酢酸に分解される。
こうして二日酔いの症状は消える。
迎え酒というのは、この時間を待たずにただちに症状を抑えようとする行為である。
はたしてそれが可能なのか?



出典:
ExplorerBobによるPixabayからの画像

迎え酒をすると、体内に摂取されたアルコールが脳の働きを抑制し、感覚を鈍くする。
だから、迎え酒によって、頭痛や吐き気などの不快な症状をあまり感じなくなる。
麻酔にかかったようなものである。

しかし、またアルコールを摂取したのだから、二日酔いがなくなったのではない。
覆い隠しただけである。
迎え酒のアルコールが代謝されて二日酔いの原因であるアセトアルデヒドができるのだから、
問題の解決にならないばかりか、かえって二日酔いを長引かせる結果となる。
二日酔いに「迎え酒」は効果的というのは誤りである。

では、二日酔いになったらどうすればいいのか? 
水分を十分に補給することである。
水が少しでも不足すると二日酔いの症状が格段に悪化するからである。







 

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