砂糖はがんを引き起こす

2019/01/23

砂糖はがんを引き起こす、というと驚かれるかもしれません。しかし、実際にそうなのです。砂糖や、その類似物質である精製デンプンは、加工食品、缶詰、冷凍食品、ファストフードに大量に含まれています。
 
これらの食品をたくさん食べると高血糖になります。この高血糖が、がんを引き起こすのです。このため砂糖や精製デンプンの多い食品は避けるべきです。がんの食事療法として名高い「ゲルソン療法」も、砂糖の摂取を禁じています。


がん細胞はブドウ糖が大好きです。この性質を使ってがんを発見する装置が、PET(陽電子放射断層撮影)です。がん細胞が正常細胞に比べ、ブドウ糖を5~8倍も取りこみやすい性質を利用してがん細胞を検出するのです。PETの原理は、目印をつけたブドウ糖を検査の初めに投与し、ブドウ糖を消費するがん細胞を追いかけるというものです。

出典:「がん治療の最前線」生田哲 SBサイエンス・アイ新書キャプション


高血糖は肥満と糖尿病を引き起こすおもな原因ですが、糖尿病患者がかかりやすい病気は、心筋梗塞や脳梗塞よりも、がんなのです。
 
高血糖ががんを引き起こす理由は、3つあります。

①がん細胞は、血液中のブドウ糖から増殖のためのエネルギーを得ています。がんはブドウ糖が大好物なのです。
②高血糖は「活性酸素」を大量に発生させます。活性酸素ががんを増殖させることは、これまで述べてきたとおりです。
③高血糖は酸素不足を引き起こします。酸素の足りない環境で、がんは増殖しやすくなるのです。
 
つまり、高血糖は活性酸素を発生させ、DNAにダメージを与えて、最終的にがんを発生させ、しかもがんを増殖させます。食事から砂糖をできるだけ減らしてください。

 
そうはいっても、私たちは甘いものが大好きですから、完全に砂糖抜きというわけにもいかないでしょう。ですので、ほんの少しだけ口にするようにしましょう。甘いものはたくさん食べてはいけません。

 

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