薬剤師の役割と薬局マネージメントNo16

2009/03/16

おくすり手帳をどのくらいの患者が持っているのでしょうか? 
服薬指導でほぼ100%患者に交付している薬局から配布率50%にも満たない薬局もあります。
普及しない理由を考えてみましょう。
患者側の理由としては(1)薬剤師が奨めなかったから(2)奨められたけど必要ないと思った。
でも薬剤師がお薬手帳の重要性を認識していないことが一番の課題です。
シールを貼るだけでは魅力ある手帳にはならないです。いつも持っていれば助かる、役に立つと思ってもらえるような手帳にしないと患者さんは携帯しないでしょう。

大分県のワタナベ薬局・上宮永店の松本康弘先生が考案した「お薬手帳サポートシール」は大変興味ある内容です。主に小児科の処方せんを受けていますので、 小児・お母さん向けに数十種類を作成しています。「粉薬の飲ませ方」「診察を受けるときの注意」「誤飲したときの対応」「下痢の時の食事(幼児)」「予防 接種のスケジュール」「クラリシッドの飲ませ方」等、手帳に貼付できるサポートシールを作成しています。
保護者の表情を観察しながら説明をすることが大切です(談)

今後、お薬手帳はOTC医薬品の購入時に確認するくらい重要な位置づけになる事でしょう。
お薬手帳の付加価値を高める工夫をして、薬局は積極的に患者に奨めていきましょう。