薬剤師の役割と薬局マネージメントNo17

2009/03/29


急速な高齢社会の進展により、在宅・介護のニーズが高まっています。
総務省2007年度報告によると65歳以上の人口は2764万人(21.5%)です、2013年には25.2%、2035年には33.7%の予測で3人に1人は高齢者です。
在宅現場では通院困難,老々介護、独居老人が多くの
医療、介護を受けています。
嚥下困難、認知症、胃瘻の患者や手指の筋力低下により薬袋の開封が出来ない、インシュリンの注射が出来ない患者が増えています。
薬剤管理能力低下による服薬不履行が多く、残薬も
問題です。
老人ホームやグループホームでも服薬する際の問題も山積しています。飲みにくい、扱いにくい剤形など製剤上の課題と、きちんと服薬出来ているか、介護担当者が確認する作業量も多く大変になっています。
認知力の低下や薬識の不足から高齢者の場合は苦いとか不味くて飲みにくいなどは判断は出来ないので、
介護担当者や家族から情報を収集していかなければなりません。
患者が簡便で苦痛もなく、適切に服薬できる剤型の開発と服薬方法を工夫することで患者・家族・介護人が快適な療養生活を送ることが出来ます。

これからの薬剤師は出向く医療(在宅)に努めることが役割です。