ブログ 2014/12

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希望部署ではなく、獲得役割を質問する

投稿日時:2014/12/16(火) 09:59

新入職員の定着率を挙げるには希望の部署であることが大切と
「どの部署が希望ですか?」
と尋ねることはフツーに行われています。

しかし、
希望の部署に配属できないことが多く新人の不満になってしまい
却ってモチベーションが低下することもあり
「聞くことを止めた方が良いのか?」
と戸惑いの声も聞こえてきます。

質問に少し工夫を加えてみては如何でしょうか。

そもそも、
新人にはチームの一員としての在り方も教えなくてはならないのですから
「組織に何を通して貢献することが最も自分らしい働き方か」
を考えてもらう機会が必要です。

キャリアを考える3つの問い
Will・Can・Must

将来どのような部署で働きたいですか?
そのために今、出来ることは?
そのために今、すべきことは何か~。

新人に限らず組織にコミットメントすることから役割を任されます。
そのことから考えると
現在は役割を任せられるために現在は「MUST」の事項をクリアーすることは
避けられないのではないでしょうか。

看護部長として成功している方々は
間違いなく院長や病院に週にして早い時期に
「役に立つ人だ」と感じさせていると私は感じています。


永井 則子

体験学習型研修のツボ

投稿日時:2014/12/13(土) 11:10

体験学習型研修は
看護界でも浸透しつつあると感じます。
 
しかし、
個々の実態をお聞きすると
効果的な体験学習型研修の展開のためには
いくつもの課題が横たわっているよことに気づかされます。
 
例えば
体験後の感想は沢山聞いたけれどまとめに困ってしまった。
体験はしたけれどリフレクションはできなかった。
仮説化まで持ってゆく時間がない
研修時間がそもそも30分です。
 
体験学習ツボは
体験に入る前の情報提供と体験の後にあります。
 
①体験をして何を感じたかを十分に発散させる
②情報をグルーピングする
③構造化する
④分析をして学ぶき事の意味を読み取る
⑤現場で活用できそうな場面を考える
 
中でも
体験の後の感想をグルーピングして構造化してあげることは
受講者の頭の整理をすることになります。
 
体験学習のツボとも考えられます。

永井 則子

フィードバックは相手の目標としていることに対して

投稿日時:2014/12/10(水) 07:30

「仕事の教え方 後輩部下指導育成コース」を担当していますが
 
受講者が
「難しい、でも上手になりたい」との感想を残す~
それが「フィードバックの仕方」です。
 
トレーニングでは講師にフィードバックをしてみるのですが
同じフィードバックでも

①指導の手順書は活用できると思った

②指導の手順書を作成したが、
  これがあれば指導に自信がないメンバーも「やってみようか」と
  思ってくれそうだ
  指導の漏れやバラつきも少なくなるかもしれない。と感じた。
 
この二つは受け手として何が違うか
①は「取りあえずOK」と評価された感じがする
②は「本当に良い影響を与えられたのだなぁ」とモチベーションが上がる
 
この相違を追及することが大切だと感じる次第です。

永井  則子

自律志向こそが将来を明るくする

投稿日時:2014/12/08(月) 14:01

病院の中堅職員研修のテーマは
「仕事のマネジメントサイクルを回せ」

第一の目的は
サービス向上への問題解決への当事者意識を涵養すること。

先ずは論理的思考法を
「わかりやすい説明のために」を目的にして学びました。
要素分解、グルーピング法、MECE、ロジカルツリーと学びを進め
クレームをたくさん洗い出してグルーピング。

あるべき姿と現状を明確にしました。「問題の定義へ」
原因を考えているなかで「~してくれない」と他律思考が連発し始めました。
「問題解決は自分側にある原因なら自分で自由に処理で゛きますが
 相手側にある原因は相手のものなので手を出しにくくないですか・・・」
と投げかけると
ヘルスケアーアシスタントの一人の方が
「問題解決は自分側にある原因を眺めれば先が開けるんですねぇ」
と価値ある感想を飛ばして下さった。
講師は何も言わなくてもよいですわ。

永井 則子

多職種連携、一樹連携の医療には論理的な対話力が必要ですね

投稿日時:2014/12/07(日) 02:22

第一線で活躍している放射線技師が医師の指示に納得が沸かないことがある。
と語り始めました。
 
【事例】
 救急外来に店頭による頭部打撲で搬送された高齢者が頸椎にしびれを訴えている。
 医師は頭部と頸部もCTの指示を出した。
 
放射線技師は
「頭部はCTである必要があっても頸部は単純X線撮影でよいのに合点がゆかない。」と主張するも
看護師は
「えぇ。一度で済ませた方がよいのでしょう。」との意見。

お互い結論だけの対話?
先ずは放射技師に
「何故、頸部と頭部の撮影方法を変えた方が良いのですか?」と問うと
「CTは立体的にX線を照射するので被ばく量が多くなる。
 頸部は直接打撲していないので、複雑に折れている可能性は低い。
 一般X撮影で十分脱臼や骨折は診断できるはず。」との回答が戻ってきました。
成るほどそのような視点もあったのか。と考えさせられるばかりか、
知的満足度が満たされる説明となりました。

こうななれば看護師も
「苦痛の軽減と被爆軽減とどちらが優先されるべきか」と冷静に生産的な話し合いに入れます。

専門性が異なれば前提とすることが異なり主張も違ってくるもの。
多職種連携を成功皿るには
筋道立てて話を展開する「ロジカルトーキング」が不可欠だとつくづく感じる次第です。

永井 則子
 
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