ブログ

多職種連携、一樹連携の医療には論理的な対話力が必要ですね

投稿日時:2014/12/07(日) 02:22

第一線で活躍している放射線技師が医師の指示に納得が沸かないことがある。
と語り始めました。
 
【事例】
 救急外来に店頭による頭部打撲で搬送された高齢者が頸椎にしびれを訴えている。
 医師は頭部と頸部もCTの指示を出した。
 
放射線技師は
「頭部はCTである必要があっても頸部は単純X線撮影でよいのに合点がゆかない。」と主張するも
看護師は
「えぇ。一度で済ませた方がよいのでしょう。」との意見。

お互い結論だけの対話?
先ずは放射技師に
「何故、頸部と頭部の撮影方法を変えた方が良いのですか?」と問うと
「CTは立体的にX線を照射するので被ばく量が多くなる。
 頸部は直接打撲していないので、複雑に折れている可能性は低い。
 一般X撮影で十分脱臼や骨折は診断できるはず。」との回答が戻ってきました。
成るほどそのような視点もあったのか。と考えさせられるばかりか、
知的満足度が満たされる説明となりました。

こうななれば看護師も
「苦痛の軽減と被爆軽減とどちらが優先されるべきか」と冷静に生産的な話し合いに入れます。

専門性が異なれば前提とすることが異なり主張も違ってくるもの。
多職種連携を成功皿るには
筋道立てて話を展開する「ロジカルトーキング」が不可欠だとつくづく感じる次第です。

永井 則子
 

コメント

名前:
Eメールアドレス:
コメント:
ファイル
パスワード:

トラックバック一覧

<< 2020年4月  >>

Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    

ブログテーマ